2002.11.13 パチスロで金使い果たし、老人撲殺

無職田中勇人被告はパチスロなどで金を使い込んで消費者金融に約150万円の借金があった。2002年11月 13日午後10時頃、京都府大宮町の農業を営む男性(当時81)宅に侵入。居間で男性を、寝室で男性の妻(当時80)を、タオルを巻いた金属バットで殴って殺害。レターケース内から現金約12万7000円を奪った。田中被告は男性方前の道路工事現場で作業員として働いた経験があり、「老夫婦2人暮らしと知り、狙った」などと供述。奪った金はパチンコに使ったという。田中被告は捜査段階で認めていた殺意を公判で翻し、弁護側も「強盗致死にとどまる」などと主張した。新井慶有裁判長は「卑劣な犯行だが、計画性は低く、謝罪の気持ちを持っている」とし、「生涯をかけて罪を償わせるのが相当」と判断した。

被告人は,建設専門学校に入学したが、入学後1か月くらい経つと授業についていけなくなり,高校生のころからよく遊んでいたパチンコやパチスロに通い続けるようになったことが実父に発覚したことから,専門学校を退学し,実父の経営する工務店で働くようになった。平成11年ころ給料が日給6000円から1万円に増額されたことなどに伴って金遣いが荒くなり,パチンコやパチスロ遊びが原因で消費者金融業者から借金を重ね借金の合計が200万円を超え,実父が,借金を返済し,肩代りした分については,被告人の給料から差し引くことにした。 しかし,被告人は,その後も実父に内緒でパチスロ等を続け,消費者金融からの借金が合計160万円程度となった。その後,被告人は,順調に借金を返済していたが,同年9月ころ,野球のユニホーム代に使用するという名目で,知人から20万円の借金をし,3万円から5万円程度をユニホーム代にあて,残りはパチンコや飲食費等に使ってしまい,被告人にはその借金を返済できるあてはなかった。11月6日,被告人は,金を取り戻そうと考え,市内のパチンコ店で,再びパチスロをしたが,結局負けて,所持金が約1万円となり,いよいよ自宅に帰るわけにはいかなくなった。同月12日,いよいよ所持金が2000円程度に減ると,A宅から金を奪うしかないという気持ちが強くなってきた。平成14年11月13日午後10時ころ,無施錠の玄関から同人宅に侵入し,声を聞いたA(当時81歳)が客間の障子を開けて顔を出すや否や,その頭部付近を前記金属バットで強打し,同人が,後ずさりして居間へと移動して倒れるや,更に同人の頭部および顔面等を多数回強打し,頭蓋内損傷により殺害した

  • 最終更新:2010-08-31 00:08:54

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