2004.03.16 パチンコで金に困った男、タクシー運転手を強盗殺人

無職京谷被告は、2004年3月16日午後2時40分ごろ、岐阜市のコンビニエンスストアで女性店員(当時24)に包丁を突きつけ、現金を奪おうとしたが、店員がレジを閉めてカウンターから逃げ出したため逃走。被害はなかった。京谷被告の自宅はコンビニエンスストアから約700m離れているだけだった。強盗が未遂に終わったため、京谷被告はバスに乗って岐阜駅に移動。同駅近くでタクシーに乗り込み、午後7時50分ごろ、岐阜市福富町田の路上に止めたタクシー内で、運転手(当時54)の胸を包丁で刺して殺害、電卓1個などが入った革製鞄(時価計約1100円相当)を奪った。土屋哲夫裁判長は「金品を強奪するための犯行で、自己中心的な動機に酌量の余地はない」とした。

被告人は,平成11年12月から勤務していた食肉販売会社を平成16年2月15日に退職し,それ以降就職先を見付けることができず,仕事をしていなかった上,同年1月2日からいわゆるフィリピンパブで頻繁に飲酒等をするようになり,フィリピン人ホステスらに食事をご馳走したり,衣服を買い与えたりしたほか,しばしばパチンコをするなどして,多額の遊興費を費消するなどしたため,同年3月3日ころの所持金は2000円くらいとなり,金員に窮することになった。被告人は,元勤務先の同僚から金員を強取しようと企て,同女の背後からその後頭部を所携の角材(木製,長さ約72センチメートル,重量約560グラム,平成16年押第23号の1)で1回強打する暴行を加え,同女の反抗を抑圧した上,同女所有の現金約1万9000円及び財布1個ほか87点在中の手提げバッグ1個(時価合計約1万4405円相当)を強取し,その際,前記暴行により,同女に全治約1週間を要する頭部打撲・挫創等の傷害を負わせたその後も,フィリピンパブでの飲酒やパチンコをするなどして,前記第1の犯行で強取した金員や知人等から借りた金員を遊興費等に費消し,同月16日ころには所持金がほとんどなくなったため,ココストアで店員B(当時24歳)に対し,所携の骨透包丁(刃体の長さ約15センチメートル,平成16年押第23号の2)を同女の胸部付近に突き付けるなどして脅迫し,その反抗を抑圧して,同所に設置されたレジスター内から金員を強取しようとしたが,同女が大声で助けを求めたため,同店内から逃走した。前記第2の犯行により金員を得ることができなかったことから,タクシー運転手から売上金等の金品を強取しようと考え,乗車の際などにタクシー運転手に人相等を覚えられて,犯行後に警察に逮捕されることを防ぎ,かつ,確実に金品を強取するため,客を装ってタクシーに乗車し,人気のない場所までタクシーを走行させた上で,タクシー運転手を殺害して金品を強取しようと企て,同市内において,C(当時54歳)運転のタクシーに乗車して,同市hi番地jD方東側路上まで同タクシーを走行させ,同日午後7時50分ころ,同所に停車中の前記タクシーの車内において,運転席に座っていたCに対し,後部座席から運転席の方へ身体を乗り出し,殺意をもって,所携の前記骨透包丁で同人の左胸部を1回突き刺し,よって,そのころ,前記タクシーの車内において,左胸部刺創により同人を失血死させて殺害した上,同人管理に係る電卓1個ほか35点在中のセカンドバッグ1個(時価合計約1100円相当)を強取した

  • 最終更新:2010-08-25 23:17:54

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