2004.09.03 パチスロで金に困り主婦殺害

埼玉県児玉郡上里町のパート増野千恵子さん(38)が自宅で刺殺された事件で、県警捜査本部は2004年9月15日未明、強盗殺人の疑いで隣に住む無職高麗健太容疑者(27)=同町金久保=を逮捕した。「ナイフで脅すつもりだったが、怪しまれたので刺した」と供述しているという。調べでは、高麗容疑者は3日午後1時半ごろ「町内会の関係です」とうそを言って訪問。1人でいた増野さんに怪しまれたため、持参した折り畳みナイフで首などを刺して失血死させ、バッグから現金約1万円入りの財布や預金通帳などを奪い逃走した疑い。午後3時半ごろ帰宅した長男(10)が、玄関付近で倒れていた増野さんを発見した。「パチスロ好きで借金があった。金が欲しかった」と供述。靴やナイフは町内の川などに捨てたと話しているという。(pachimura)
児玉郡上里町金久保の自宅で9月、主婦増野千恵子さん=当時(38)=が刺殺された事件で、住居侵入、強盗殺人、銃刀法違反、窃盗の罪に問われた、増野さん方の向かいに住む上里町金久保、無職高麗健太被告(28)の初公判が2004年12月1日、さいたま地裁(若原正樹裁判長)で開かれ、高麗被告は「間違いありません」と起訴事実を認めた。検察側の冒頭陳述によると、高麗被告は知人から借りた金をパチスロで使い果たしたため、8月1日、増野さん方の隣の会社員方に侵入、約39万円を盗んだ。盗んだ金もパチスロなどで使い果たすと、増野さん方への空き巣を計画。9月3日午後1時30分ごろ、家人が帰宅したら殺すしかないと考えて、折り畳みナイフや指紋をふくタオルを持ち、「町内会の者ですけど」と増野さん方を訪れた。高麗被告は玄関で「最近不審な人を見なかったですか」と話したが、増野さんに警戒されると、ナイフを取り出して増野さんの胸を刺した。増野さんに「何するんですか、やめてよ」と叫ばれると、首や背中を刺し、首を絞めたり台所にあった丼でたたきつけて殺害。現金約1万3000円の入った財布などを奪い、現金はその日のうちにパチスロに使ったとされる。証拠開示の中で検察側は、増野さんの夫の「自宅に戻る気がせず、妻の実家で生活している。最初に遺体を発見した長男は夜眠れず、『家に帰りたくない』と言っている。ほとんど初対面の妻をなぜ殺したのか」という調書や、高麗被告の母親の「事件当日、血の付いたジーンズや、手のけがを見つけ、『あんたじゃないよね』と尋ねたが、『おれじゃないよ』と言われた」、被告の弟の「『ホームセンターに行っていたことにしてくれ』と言われたことや、折り畳みナイフがなくなっていることに気づいて兄を疑い始めた」などの調書を読み上げた。弁護側は「アルバイトを辞めた2月以降、被告は母親に見放されたと感じて食事も自室で取るなど引きこもっていた」として被告の情状面の詳しい審理を求めた。(pachimura)
埼玉県上里町で昨年9月、主婦増野千恵子さん(当時38歳)を殺害、金を奪ったとして強盗殺人などの罪に問われた無職高麗健太被告(28)の判決が2005年7月8日、さいたま地裁であった。中谷雄二郎裁判長は「犯行は執拗(しつよう)かつ一方的で、極めて凶暴なうえ、残忍」として、求刑通り無期懲役を言い渡した。判決によると、高麗被告は昨年9月3日午後1時半ごろ、「町内会の資料を持ってきた」などと言って道路を挟んで向かいの増野さん方を訪れ、増野さんの首や胸をナイフで刺し、タオルで首を絞めたうえ、どんぶりで頭を殴って殺害。現金約1万3000円入りの財布と預金通帳を奪った。(pachimura)

  • 最終更新:2010-08-01 14:50:58

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