2004.12.28 パチンコ店駐車場で女児死亡、車内に12時間放置

2004年12月28日午後9時半ごろ、三重県いなべ市大安町高柳のパチンコ店「エーフラッグ大安店」駐車場で、同所の会社員、宮里優さん(29)と妻啓子さん(36)が遊技を終えて車内に戻ったところ、長女の涼楓(すずか)ちゃん(6カ月)がぐったりしているのに気づき、同市内の病院に運んだが、既に死亡していた。三重県警員弁署が29日司法解剖した結果、急性循環不全で死亡したとみられることが分かった。同署は長女が車内に放置されたこととの関連を調べている。調べでは、宮里さん夫婦は長女を連れ、28日午前9時半ごろ軽乗用車でパチンコ店に行き、長女を車内に残したまま、約半日遊技に興じていた。この間、長女は後部座席のチャイルドシートに毛布をかぶせて寝かせていたという。途中、啓子さんが十数回、長女の様子を見に車に戻ったが、ドア越しに確認しただけで、異常はないと判断していた。ミルクは1度も与えていなかったという。同署の事情聴取に、夫婦は「普段から半日ほど眠る子なので、放っておいても大丈夫だと思い、遊技に熱中していた」と話しているという。(pachimura)

  • 最終更新:2010-08-02 00:33:54

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