2008.06.16 業者への金をパチンコで使い果たし、客に前借り断られ殺害

玉県鳩ヶ谷市の内装業、岩井誠治被告は2008年6月16日午前9時頃、川口市で焼肉店を経営する韓国籍の女性(当時69)の自宅で、女性の背中や胸を果物ナイフで刺して殺害。現金13万円や貴金属など(計約77万円相当)を奪った。その後、岩井被告は遺体を店舗2階にある女性の部屋のベッド下に隠した。岩井被告は奪った貴金属を換金し、下請け業者に工賃の一部を支払った後、そのまま逃亡した。ナイフは12日に市内のホームセンターで購入したものだった。 3階に住んでいた中国籍の従業員女性が同日、女性の姿が見あたらないと東京都内に住む女性の次男に連絡。次男が捜索願を提出したため18日に県警捜査員が女性宅を調べたところ、女性の遺体を発見。捜査本部を設置した。 岩井被告は5月に焼肉店のリフォームを約245万円で請け負って工事を行い、内金115万円を受け取った。しかし岩井被告は下請け業者などに支払うはずの現金をパチンコや飲食費などに使ってしまったため、女性に残りの金額を前倒しで要求。しかし女性は拒否したためトラブルになっていた。捜査本部は岩井被告を任意で捜査していたが、6月30日、長野市内のパチンコ店にいるところを捜査員が見つけ事情を聴取、犯行を認めたため逮捕した。 岩井被告は父親にかつて約2000万円の借金を肩代わりしてもらい、また評判のいい弟に対して負い目を感じていた。女性から請け負ったこの工事は、岩井被告が一人で受注し取り仕切った初めての仕事で、成功させて周囲を見返したかった。それだけに、金銭面で両親や弟を頼ることはプライドが許さなかった。(無期懲役判決リスト2009年度)

  • 最終更新:2010-08-03 00:30:27

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