2009.11.17 遊ぶ金欲しさに老女殺害後、パチンコ

飯豊町添川の自宅で、無職佐原ナツヱさん(75)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕されたナツヱさんの親類で、近くの無職佐原二男(ふたお)容疑者(57)が「金が欲しかった」という趣旨の供述をしていることが20日、長井署の捜査本部の調べで分かった。供述にあいまいな点もあり、ほかの動機の可能性も含め、追及している。一方、捜査本部は、遺体の状況などから、ナツヱさんが殺害されたのは15日夕~16日午前との見方を強めている。 捜査本部によると、二男容疑者は金に困り、11月上旬、家族から数千円を受け取ったという。ナツヱさんの遺体発見から1日ほどたった18日午後、捜査員が自宅に戻った二男容疑者を見つけた際、所持金はほとんどなかった。 数千円を手にしてから10日ほどたった17日ごろ、長井市内のパチンコ店で遊技中の二男容疑者が目撃されている。捜査本部は事件前に、この数千円を使っていた可能性があるとみており、パチンコ代の捻出(ねんしゅつ)先などを調べている。 一方、捜査本部によると、ナツヱさんの長女(48)が17日午後1時40分ごろに遺体を発見した際、死後硬直が解け始めていたことが分かった。周辺の環境などにもよるが、死後硬直は死後数時間後に始まり、2日目ぐらいから解け始めるとされている。 さらに、新聞配達員によると、17日早朝にナツヱさん方を訪れた際、16日に配達した朝刊が新聞受けに残ったままだった。近所の女性が15日午後4時ごろにナツヱさんと会って以降の目撃情報はなく、捜査本部は、犯行時刻を15日午後4時~16日午前に絞り込んでいる。突然の別れ惜しむ-葬儀で親族や友人ら 飯豊町添川の自宅で殺害された佐原ナツヱさんの葬儀が20日午後、同町の喜雲寺でしめやかに営まれた。親族やナツヱさんと親しかった友人ら60人ほどが突然の別れを惜しんだ。 葬儀は同日午後1時半に始まった。参列者によると、ナツヱさん殺害容疑で逮捕された佐原二男容疑者の母と兄も参列、終始頭を下げていた。ナツヱさんの次女の夫があいさつしたが、事件には触れず、長女と次女は涙を流しながら聞いていたという。参列した男性(75)は「今まで経験したことのない葬儀。参列者は、何とも言えない、やるせない表情だった」と話していた。(yamagata-np)
75歳の女性が首を絞められ殺害された事件で、山形地検は9日、殺人と住居侵入などの罪で、 親せきの無職佐原二男容疑者(57)=山形県飯豊町=を起訴した。佐原容疑者は起訴事実を認めているという。 起訴状によると、佐原容疑者は11月15日午後9時半ごろ、女性宅に乱暴目的で侵入し、 女性を押し倒して顔面を数回殴打した上、持ってきたタオルで首を締め付けるなどして窒息死させた。
飯豊町添川の無職、佐原ナツヱさん(当時75歳)を殺害したとして、殺人などの罪で起訴された近くの無職、佐原二男被告(57)の裁判の公判前整理手続きが29日、山形地裁であり、弁護側が佐原被告の性的暴行の意思と計画について争うことが明らかになった。検察側は「(供述で)性的暴行目的を認めた」とするが、弁護側は「供述の任意性と起訴内容の一部を争う」としていた。 殺人、性犯罪を扱った県内初の裁判員裁判で、初公判は8月31日。 起訴状によると、佐原被告は昨年11月5日、性的暴行目当てにナツヱさん宅に侵入。ナツヱさんの首をタオルで絞め窒息死させたとしている(mainichi)

この事件はこれから公判なのですが、性的暴行目的の可能性もあるらしいです。
「遊ぶ金が欲しさから」という供述と、事件後パチンコ店に居たことを考え、
「パチンコ代目的の犯行」と位置づけています。

コメントを投稿するには画像の文字を半角数字で入力してください。


画像認証

  • 最終更新:2010-07-31 21:40:41

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード