高知県警は13日、パチンコ店の駐車場に止めたクルマの車内に生後6か月の乳児を放置し、熱中症で死亡させたとして、この乳児の母にあたる26歳の女を重過失致死容疑で逮捕した。約3時間30分に渡って放置していたとみられる。高知県警・高知署によると、逮捕された女は12日の午前11時30分ごろから午後3時ごろまでの約3時間30分に渡り、高知市東雲町(N33.33.19.4/E133.33.48.8)付近にあるパチンコ店の駐車場に止めた乗用車の車内に生後6か月の長男を放置し、熱中症で死亡させた疑いがもたれている。当初、女は救急隊員に対して「家電量販店で短時間の買い物をしてからクルマに戻ったら、子供の様子がおかしくなっていた」と申告。しかし、収容先の病院は「遺体の状況から長時間に渡って放置された可能性が高い」と判断し、警察に通報していた。警察が女を追及したところ、女は供述を覆し、パチンコ店で遊戯をしていたことを大筋で認めたため、重過失致死容疑で13日に逮捕した。クルマは窓を締め切った状態で駐車。クーラーなども使用されていなかった。12日の高知市内は気温が摂氏23.7度まで上昇。車内の温度は70 - 80度に達していた可能性があるという。調べに対して女は「パチスロをしていた」、「遊戯に夢中でクルマの様子は一度も見に行かなかった」などと供述しているようだ。(response) |