2010.10.18 9月に派遣解雇、「でかいことやったる」 84歳刺殺、金銭目的と供述

大阪府吹田市の府営住宅で住人の河内山十一さん(84)が殺され、預金口座から
 現金が引き出された事件で、窃盗容疑で逮捕された山崎義久容疑者(52)が9月中旬、
 派遣社員として勤務していた会社に解雇を通知されていたことが18日、関係者への
 取材で分かった。山崎容疑者は「金が欲しくて最初から殺すつもりで家を訪ねた」と
 供述しており、大阪府警は計画的な犯行だったとみている。

 同僚らによると、山崎容疑者は同府茨木市の大手電機メーカーの関連会社に派遣され、
 工場で製品の包装を担当していたという。しかし同社が10月末と11月末に一部の
 派遣社員を雇い止めすることになり、山崎容疑者も9月中旬の面談で解雇を通知されたという。
 山崎容疑者は面談後、休憩室に怒った様子で現れ、「やってられんわ。何かでかいことを
 やったる」と大声で話していたという。

 一方、河内山さん殺害について、府警の調べに「遊びに行くという名目で河内山さん宅を
 訪ねたが、金が欲しくて最初から殺すつもりだった。台所にあった包丁で殺害した」と
 供述したことも判明。財布とキャッシュカード数枚、携帯電話を持ち出したという。

 河内山さんがケアサービスを利用していた同府吹田市内の2カ所の福祉施設に息子を
 名乗る男の声でかかっていた予約取り消しの電話は、この携帯電話から発信されていた。
 山崎容疑者は「携帯電話は捨てた」と供述しているという。

 河内山さんの預金口座からは計約340万円が13回に分けて引き出されていたが、
 山崎容疑者は今月17日に逮捕されるまでの数日間、パチンコやパチスロに興じる
 姿が目撃されていた。
 逮捕前日の16日朝も、茨木市の自宅前で、笑みを浮かべて財布の中身を確認し、
 自転車で外出した。

  • 最終更新:2010-10-23 10:31:37

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