2010.10.19 石垣市生活保護費支給日、受給者11人がパチンコ

改善を指導、守らなければ停止へ
 石垣市福祉総務課が生活保護費支給日の9月上旬に行った実態調査で、受給者11人がパチンコ店に出入りしていたことが18日分かった。同課は保護制度の趣旨に反するとして指導を行った。改善がみられない場合は支給停止を行う方針だ。

 ケースワーカー7人がパチンコ店の許可を受け、3店舗で立ち入り調査を実施、受給者11人の出入りを確認した。同課は11人にパチンコなど遊興費に使わないよう指導したほか、誓約書も取った。
 生活保護費は、最低限の生活を保障するために支給する制度。パチンコなど遊興費に使った受給者に対し、指導後も改善がみられないとして支給を停止したケースも過去にはある。

 同課では「遊興費に使っているのはごく一部と思うが、誤解を与えかねない」(黒島玲子課長)として指導を徹底していく考えだ。
 同課によると、生活保護受給者は9月末現在で674世帯(998人)。生活保護費は年間約12億円が見込まれている。

  • 最終更新:2010-10-20 23:03:57

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード