2010.10.21 ポーラ・クリーマー、人生初のパチンコに「楽しかった」

スポニチ主催マスターズGCレディースは22日、兵庫県・マスターズゴルフ倶楽部で開幕する。
主催者推薦で出場する05年大会優勝のポーラ・クリーマー(24=米国)は練習ラウンド後に
初体験のパチンコでリフレッシュ。大当たりとはいかなかったが、本職では全米女子オープン優勝の
実力を見せるつもりだ。

午前中に試合会場で練習ラウンドを行った後、クリーマーが向かったのは意外な場所だった。
兵庫県川西市内でサイン会、ゴルフレッスンなどを終え、続いて“打ち込み”を敢行した。
ただし、打ったのはゴルフボールではなく銀の玉。人生初のパチンコを体験した。
父・ポールさんの希望で実現した企画。米国の大ヒット映画をモチーフにした「スーパーマン
リターンズ」という台に向かった。最初は操作に戸惑っていたが、次第に熱中。結局30分間も
銀玉をはじき続けた。終了後も「想像以上に楽しかった。機会があればまた来たい」と満面笑みで
喜んだ。

今季は2月の開幕戦の後、左手親指じん帯の手術を受け、4カ月も試合から遠ざかった。
復帰後、7月の全米女子オープンに優勝。苦難を乗り越えての凱旋来日に「素晴らしい気分。
指の故障もあったけど、メジャー優勝者として戻ってこられてうれしい」と胸を張った。
企業と組んで緑化運動を進めるエコ活動家でもある。それだけに、大会主催の延田グループが、
ペットボトルのふたを集めて途上国にワクチンを送る運動を推進していると知ると「個人としても、
いつか社会貢献をしたい」と目を輝かせた。

前哨戦のパチンコは不発に終わった。同行したキャディーが大当たりしたことを悔しがりながらも
「私はゴルフに集中したい」と切り替えた。初体験で刺激を受けた“ピンク・パンサー”(クリーマーの
愛称)が、本職のゴルフで大フィーバーしてみせる。


  • 最終更新:2010-11-03 08:44:57

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